長良川修行 その八(GW道路も川も大渋滞)
家を出て直ぐに「在来渓魚を殖やす会」のKまっちゃんに電話して最近の長良川の状況を確認すると、29日に31cmのあまごをゲットしたとのことでうんもすんも言わずその場所に。
R156は交通量が多めであったが渋滞もせずに目的の場所に。
よっしゃ~、誰も居ない、でもってライズもあるじゃん!!
慌てて着替えをし川に降り立ちすかさずキャスト、で・・出るわけ無いよな。
先々週フタバで良い思いをしたから、ダン・スペント・イマージャーと全てを使うが無反応。 次はアカマダラ、こちらも同じように・・ なんで~~ 出ないの~~~
頭を抱え悩んでいる頃後ろに人の気配。 ふと振り返ると若い女性が写真を撮ってるじゃない。
なんで、こんなところに一人で? と思う間もなく、なにやら「キャーキャー」と上流側から聞こえてくるじゃないですか。 すると後ろの女性が、「釣れますか?」「いや~ まったくですよ」「間もなくラフティングボートが通りますので、よろしくお願いしますね」「あっ、はぁ~」
で、ラフティングボートそしてカヌーが20艇ほど、おまけにここはダイビングポイントとなっていて画像対岸の岩場から飛び降りる訳ね。 水しぶきを上げながらキャーキャーと、先ほどまで良いライズがあった場所にね。
ラフティングは午前と午後の出航と言うことで、この場所は11時頃と2時頃に通過 同じ長良川で遊ぶ物同士譲り合いをしなきゃと昼飯を食いながらダイビングを御拝見。 ふと東海北陸自動車道に目をやれば渋滞でのろのろ運転。 道路も川も混雑するGWですわ。
そんな脇でもライズはするし、もちろんボートが行けばライズは起きる。
午前と午後のボート通過の間に何とか・・ で、昼からも頭を抱えながらフライ交換、違うな~ これも違うな~ そして1時間ほど過ぎた頃#18くらいのストーンフライに交換、すると1発で・・・ あわせ・・ のった~~~ ものすごいロッドへの抵抗・・ えっ・・ ものの1秒足らずでロッドに掛かる重みが無くなった。 ラインを回収し確認すると、リーダーとティペットの結束部分で切られていた。 リーダー4x ティペット5xの部分でですよ、この先に6x、0.3号と切れやすい部分があるのにですよ~
その後届く範囲のライズは無くなりボートも来たからこの日は撤収。 そして翌日、夕方から雨の予報もはずれ朝から降ったり止んだりの天気。 前日より早めに現地入りし早めの勝負とした。
やはり天気のせいで前日よりライズは多い、前日切られた場所でもライズあり。 もちろん狙いますよ、で前日同様ストーンフライで・・
数投でヒットするが昨日と違い妙に軽い引き、やっぱウ~様じゃん。
その後何度も出るが乗らず、雨足も強くなり水かさも増してきたので2日目も撤収となった。
そして最終日、前日の夜結構な雨が降りネットで水位を調べると30cmほど増えている。
迷うところだが駄目もとで出動。 30cmまでではないものの前日・前々日立ち込めたところまで行けない。 ライズポイントも水かさが増えたせいか少し下流側に変わっていた。 腹まで浸かり同じくストーンフライ、が今日はまったく反応しない。 ならばメイフライ系、これも駄目。
流下を確認するとなにやら小さいぞ、ならば#24ミッジピューパ!!
そりゃみろ、一発で反応、が乗らない。 出るけど乗らんじゃ。
少し間をおいて水深3mほどの太い流れの中心部のヨレの中のライズに狙いを絞る。
ふっと吸い込まれるようにフライが消えた、よっしゃ~~~~~~ あれ~妙に軽いぞ、でもこの流れの中であの食いなら・・ でも軽いぞ・・ なんで~ウ~様なの~~~
その後ボートが来たから昼飯に、気付けば思った以上深く立ちこんだせいでベストのポケットが水浸し、メインボックスは防水バックだから良かったけど長良川ボックスとニンフボックスは中まで水が入ってしまいあわてて天日干しとあいなりました。
本流域での釣りは、1匹ばらしたら次の1匹を狙えばなんて甘い考えはないとつくづく感じたこの3日間。 だからこそ1匹の重みがあるわけで・・
長良川修行も今年は間もなく終了の時期となる、来年も再来年もまだまだ修行は続くがワンチャンスをものにする一撃必殺の技量を身に付けるために、これからの渓流でも昨年までの釣とはちょっと違う考えで釣をして行きたいなと思った次第です。
長良川修行:リーダー・ティペットは確認すべし
by gifu-yamazaru
| 2008-05-06 22:29
| FlyFishing