ギフの山猿「フライ日記」

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長良川修業 その七(戻りシラメ)

c0090530_185731.jpg先週木曜にまとまった雨が、そして翌日もスッキリしない天気。 川の状況をネットで調べれば30cmほど水位は高く、天気予報では土曜が晴れ時々曇りそして日曜には夜からまた雨のようで本命日は日曜と決めていた。 

土曜の朝水位を調べると20cmほど下がっている、とりあえず出掛けてみて美濃市辺りの長良川の状況次第で止めるか決行するかを決めようと・・  やや水も多そうに見えたが釣が出来ない状況ではないとR156を登ることに。

遅い時間の出発のため途中で寄り道はせず先週良かった場所に直行。 O氏が既に立ち込んでライズ待ちの状況、ライズはたまに起きる程度のため二人でで土手に座り込んでライズを待つことに。 

しばらくすると「こんちわ~」の声が、G王君ではないですか。 確か今年2月に関観前であったきり、30分ほどあんな話やこんな話で盛り上がり時間が過ぎた頃ライズも狙えるほどになって来た。 G王君は上流側を偵察してくるとのことで、O氏と二人で立ち込み開始。
先週良かった同じポジションでそれらしきライズが頻繁に。
ただこの日は気圧の変化か突風混じりの風でキャストもままなら無い。 うまくフライを落とせてもその後のライン操作が上手く出来ずにまったく無反応。 O氏は用事があり昼に帰宅、その後狙い続けるが状況は変わらず。

そんな頃タルさんもご出勤。 とりあえずタルさんと交代して昼飯をカッ食らう。
その後二人で攻め続けるがまったく無反応。 時折突風で腰まで浸かった状態でもバランスを崩しそうな状況。 タルさんは上流に移動、私はその後撤収し帰り道で各ポイントを視察。

とある場所で今度はクリフさんと。 たまにライズすると言うことでしばらく様子を見させてもらうが、やはりここも風は強く翌日勝負と言うことでお先に失礼することにした。

そして翌日、朝から五月晴れ なんでよ曇りじゃないのかよ。
まあ天気予報に文句を言っても予報だからな~とのんびり出動。 本命場所まで各ポイントを覗いて行くが何処も異常なし。 もちろん本命ポイントも異常無しでそれより上流も偵察したが、前日より天気が良すぎるせいもありまったくの状況。

もう一度本命ポイントに戻り様子を見ているとライズ発見!! 慌てて準備を済ませ立ち込み開始。 10分ほど待てば同じ場所でライズが・・ 1回、2回、3回。 よっしゃ~とラインを出しライズレーンに投入。 来るぞ、来るぞ・・出た~~~ で合わせを入れるがなんとすっぽ抜け(トホホ) で、それが原因かパタッとライズもなくなってしまった。

1時間ほど経った頃再びライズが、しかし先ほどのライズと比べると妙に波紋が小さい。
ひょっとしてと思いはしたがとりあえず正体を調べるべくキャスト、1投で仕留めたがやはりウ~様。 もう一つのライズも・・・ やはりウ~様。 これだけ天気が良過ぎるから、このポイントでもウ~様の天下か~~ と思った時1時間前と同じライズ波紋が。 2~3分待つがライズは起きない。 ならば一度流してみるか・・

下流からの風で少し上流側にフライが流される、レーンには落ちているからフライを動かさないようにラインとリーダーを上流側にメンディング、そしてフライがライズのあった場所にさしかかると・・ 出ました!! 今度は乗った!! と同時に光輝く魚体を確認、するとローリング。 これは間違い無しにシラメの引き。 下流に走る魚に合わせこちらも下流に、シラメはローリングする時にフックオフすることが多いためロッドは水面ギリギリまで寝かせ・・ 慎重に慎重に・・よっしゃランディング成功!!
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長良川のこの時期のシラメは一度下ってそしてまた登ってくる。 それを「モドリ」と呼びこの季節のメインのターゲットとなっているが、その魚体は鏡のように光り輝きそれは見事なもの(初体験)。 背びれのつまぐろ、目の周りの黒点アイシャドー 25~6cmと小降りではあるが釣り人生初の戻りシラメに時間を忘れじっくり見入ってしまった。

気持ちも落ち着いた頃ストマック(TOP画像)すれば、何でもござれ状況。
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出したのはこの#18フタバパターン(露出オーバーのためかボディはシルバーの見えますが実物はイエロー)、とりあえず内容物にも混じっていたからマッチしたと言うことで・・

その後はライズも起きる気もしなくなり、帰り道他の場所の状況を確認しながら帰路に着いた。
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by gifu-yamazaru | 2008-04-20 19:28 | FlyFishing

長良川修業 その六 (本流あまご)

c0090530_1872981.jpgこの土日は町内の祭礼行事があり一日中釣りに熱中することが出来なかった。

まず初日土曜は夕方5時まで帰宅せねばならぬため午前中勝負。 いつもの長良川支流を覗いてみる。 水量はやや大目、大場所でのライズは無し。 朝一は大場所の下流で必ずライズがあるから確認すればやはり・・  

早々に立ち込みライズを待つが、立ち込む場所は限られるこの場所では思うようなところでライズは起きない。 そんな頃T氏よりメールが・・ 「今長良川ですか?」 こちらの詳細を伝える返信メールを送りしばらく待つが狙えるライズは無し。 

T氏に場所移動のメールを送り、長良川本流へと向かう。 10分くらいで到着、するとそこにはタルさんが居るではないですか。 久しぶりの再会でライズを待ちながら土手に座り込んでの話、あんな話やこんな話で盛り上がる。 1時間くらい話し込んだ頃にT氏も到着、と同時くらいにライズが・・ しばらく様子を見ているとライズが始まった様子で、早々に準備をし3人で立ち込み開始。

私は昼過ぎに帰らなくてはならないために一番良い場所をお二人提供してもらう。
流下を確認すればシャックと#30以下のブヨらしきものばかり。 本流でヨレのある流れ、さすがに#30は結ぶきにもならず#20前後のフタバパターンを結びキャスト。 まったく反応は無い。 ダン・イマージャー・スペントと手を替え品を替えても無反応。

しばらくすると下流側で釣をしてるタルさんがあわせを入れる。 「出ました」 「多分出たと思うのだけど」  その会話後直ぐにタルさんはヒット。 ロッドがかなり曲がりこれは大物の予感。 身体の近くまで寄せさ~ランディングと思った時、水面に顔を出し暴れる魚はそのまま元の場所に戻って行った。  「今日はランディングネットを忘れて来てね~」 見てたわたしも悔しい気分に。

その後私はタルさんの下流側に移動し、ようやくフライに反応が。 3回ほど出たが乗せれず、4回目にやっと・・・  しかし一瞬のブルブルを感じただけでこの日は帰宅となった。 帰り際にタルさんT氏にこの場所での(本流での)システムのアドバイスを受け、翌日の楽しみとし町内の会合も早々に引き上げ、システム変更そして翌日のためのフライを巻いて床に着いた。

翌日は他の場所にも寄らず前日の場所へと・・
この時期の本流域は昼少し前くらいからライズが始まる、朝の8時ではもちろん水面上は異常なし。 ラインドレッシングをしぼちぼちと準備をしていると今日初のライズを発見。 それを見たからには慌てて準備を済ませそのポジションに、その間ものの10分ほどあったが後にも先にもそのライズのみ。 

とりあえずライズのあった場所にキャスト、3投目に水面が割れ水しぶきが。 少し驚き気味であわせは遅れたがしっかりとした魚の感触がロッドに伝わる。 前回のエントリーでもあげたシマネッツの入魂式もあるためとにかく時間を掛け慎重に手繰り、水面に口を出させた瞬間にネットですくいあげた。   

長良川修業始まって以来のグッドサイズ、思わずガッツポーズを決める自分がそこに居た。
腰まで立ちこんだ場所では写真撮影も出来ないため、浅場に移動し何枚も何枚も写真を撮りシマネッツの入魂式は完了した。
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まずはタバコに火を付け一服、余裕が出たせいもありライズのない川から一旦上がり土手に腰掛ライズ探しに徹する。 10時半過ぎライズはまだ起きないがもう間もなく起こるであろう時間帯に備え、腹も減ったことだし超早めの昼食を取ることにした。 

おにぎりを一個食べ終えた頃にライズが・・   「慌てない慌てない」 もう一個のおにぎりを食べ終えた頃あちこちでライズが。  お茶を飲み一番ライズが多い場所にいざ出陣。 しばらく投げ続けるが反応無し、1匹目をかけたフライを交換し前日同様ステージを変えてのローテーション。 その頃ここより下流の場所で釣りをしてたK氏も到着。 ライズはますます盛んになりK氏が立ちこんだと同時くらいにヒット。 1匹目よりかなり引きが強い、少しづつ後ずさりをしながら手繰り寄せるがなかなか寄せられない。 そのうちに恐ろしいまでに魚がもぐろうと、手繰る手を止めロッドで耐えたその瞬間ロッドが一直線に復元した。 力が抜け崩れそうになったが、腰まで水に浸かった状態ではそれも出来ずラインは流れっぱなしでしばらく呆然としていた。 

ばらした後はその辺りのほかのライズも沈黙してしまう。 場所を変え他の場所を狙っているとまたライズがぶり返してきた。 もう一度同じ立ち位置で先ほどヒットした場所より2mほど下流のライズに狙いを定める。 下流側からの風でフライは上流側に落ちる、一度大きくメンディングを入れフライ先行の形をとりライズのポイントより1m上流側で準備が整った。 早い流れをまたいでいるためラインを送り流れの上にスラッグを入れ・・・  

フライがライズポジションに差し掛かった瞬間、小さな水しぶきとともにフライが消えた。 すかさずあわせを入れる。 先ほどの引きまでは無かったがこれもかなりの引き、同じように後ずさりしながらラインを手繰る。 今度は何とか寄ってくる、がとにかく慎重に。 水面に顔を出した瞬間一度すくい損ねたが何とか無事にネットイン。
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1匹目は嬉しさのあまりストマックを忘れたが、こいつのパンパンの腹にはなにが・・
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なんとフタバ一色の捕食状況。 
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腹の中身空にしてやったのにこのプヨプヨの腹は如何なもんでしょう。 

今年から長良川修業の道を選んだ、厳しい日が続くけどこの本流あまごの引きを味わってしまっては、この道から抜け出すことが出来なくなりましたわ。

長良川修業:システムは常に考えるべし。
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by gifu-yamazaru | 2008-04-13 19:42 | FlyFishing

Yamazaru Stag Specil by SHIMA NETs

c0090530_21292738.jpgこの釣りを始めた頃の道具は、ダイワの入門セットのロッドとリール。 そして魚を釣ったら取り込むだけのランディングネット。 10数年もやっていると全ての道具が未熟ながらも自分のスタイルに合わせ、いまはお気に入りのものばかりになっている。 ロッドもリールもそしてランディングネットも全てが友人が作ってくれ、一人で釣りに行っても3人の友人がいつもそばに居てくれる。


その中でランディングネットは嶌さんの"SHIMA NETs"を愛用しているわけだが、ランディングネットは何方が作る作品も素晴らしいものばかりで感心するばかり。 そんな中でも嶌さんの作品はすごく個性があり、友人が背中につけていたフレーム周りが竹尺で作られた作品を見て「良いな~これっ」と思ったのがSHIMA NETsとの出会いでした。 それから彼の作品を見る機会があり、”天使の羽根”や”リーフ”そして”Aグリップ”など全てが一味も二味も個性が出ていていつかはこのSHIMA NETsを・・・


そして最初に手にしたのが右の画像の”煤竹仕様”のネット。
フレーム外側には節を残したままの竹が使用してあり、魚を入れた写真でもアングルによってはワンポイントとなり1年ちょっと使い込んだ。 


そして昨年末ジャニ天でオイルフィニッシュしグリップに鹿角を埋め込んだ作品を見て、「あかん、次はこれじゃ~~」と・・  で、いつのまにかオーダー そして昨日納品。




NAME:Yamazaru Stag Specil
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          ●全長  約370mm    内長  約250mm   内幅  約130mm
          ●フレーム=カリン+コクタン+カリン
          ●グリップ=カリン+鹿角
          ●ネット=クレモナ深さ約30cm
          ●フィニッシュ=2液性オイル仕上げ 

そして・・
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鹿角の模様に注目!!  猿の顔が!!  耳と目と口がわかりますか~~
これがネーミングの由縁。

今週末から背中の顔を変えてまたまた修業に励みます。
このネットに入魂出来るのは何時になるかわかりませんが、とにかく頑張りますわ。


しましゃ~~~ん、ありがとね~~~~~
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by gifu-yamazaru | 2008-04-10 22:48 | FlyFishing

長良川修業 その五 (火事には気を付けろ)

c0090530_18182112.jpg最高のお花見日和に恵まれたこの週末、放射冷却現象で朝の時点は0℃昼ともなれば20℃近い状態となり杭になるのも気持ちが良い気候。 ただそうなると鱒達の動きはきわめて極小となり、ライズの主はハヤ・ウグイばかりとなる。 そんなかなでも釣ってみなきゃわからないような状態、鱒達が好みそうな場所で起こるライズに一点集中。 

9時近くにはユスリカの大量ハッチ、1ヶ月ほど前ならばかすかライズしたのに単発でしかおきない。 フタバパターンのフライに替えミッジパターン、一投目ですかさず反応したが心の準備が出来てなくフッキングに至らず。 その後ライズめがけて投げ続けるがまったく反応しない。 そんな状況が昼頃まで続き、ふと気付けばガガンボ&コカゲの舞。 とりあえず飯を食って仕切りなおし。 イエローボディのBFDに結び替えこちらも一投目で反応、がしかし満腹であわせの反応が鈍い。 大きく息を吸い込み、再びキャスト。 3投目ぐらいで同じ場所で水柱が、今度はナイスタイミングであわせも入りロッドに伝わるブルブル感。 ただロッドが絞り込まれるような引きはなくあっけなくランディング。 小降りだがヒレピンのあまご、写真に収め掛けた場所より少し下流側のライズに・・   よっしゃ~~また乗った、こんどは先ほどより強い引きが。 ラインを丁寧に手繰り近くに寄せると、パンパンのウグイさんがお出ましとなり前日はこれで終了とした。
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そして翌日はなかぢと出動。 前日の状況からこの日は長良川本流に入ることにし、少し遅めの出勤ではあるが目的の場所に到着。 前日の場所も貸しきり状態であったが、こちらも二人占め状態。 着くなり結構良いライズが無数に、着替えを急いで済ませ川に降り立てば良いサイズの魚が跳ねている。 期待をして投げ続けるとなかぢがヒット、でもその正体は・・・(トホホ)

手前のライズの主がわかればそれをあきらめ、太い流れの中心部で起こるライズを探す。 1時間ほど経った頃一つのライズが始まった。 とりあえずなかぢが攻めるがフライには出ない。 30分ほどで交代し今度は私の番。 が、同じように反応なし。 その頃から他の場所でもライズがちらほら始まり、二人で集中してライズと対面。 流下する虫は何か水面に目をやれば、ガガンボは特に多くそれにプラスしてなにやら燃やして舞い上がった炭も舞い散るわ流れるわ。 とにかく炭は無視して水面に集中、がしかしやたらと炭の量が増えてくる。 何処で誰が何を燃やしてるんだ~~  しばらくすると何か焦げ臭い匂い、それにパキパキ音も混じる。 水面から目を離し上流側で投げているなかぢに目を移せば・・・ 「えらいこっちゃ~~~」 なかぢの背面で立ち上る炎。 「なかぢ~~ 後ろが・・・」 振り向いたなかぢも驚きの様子。
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誰かがタバコの投げ捨て、と思い様子を見ていたらどうも町内で枯れたアシを焼き払っているよう。 何でもい良いけど釣人が川に立ちこんで居るのだから、後ろを燃やすなら一言声を掛けよちゅ~うの。

驚いたのは我々だけではなく魚達もぱったりライズを止め場所移動となった。 その後2箇所ほど見て回ったが、ライズはあるが取る事出来ずに二日目も終了となった。 R156沿いの桜もほぼ満開で、魚には出会えはしなかったが気持ちが良い気候に窓全開で桜の香りを感じながら帰路についた。

長良川修業 その五:火の元に注意すべし
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by gifu-yamazaru | 2008-04-06 19:26 | FlyFishing