ギフの山猿「フライ日記」

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長良川修業 その四 (激動の一日)

c0090530_2032393.jpg桜も間もなく満開となる3月最終土曜日、R156を北上すれば車の外気温は0℃を指す。 もちろん修業道場の長良川近辺では桜もつぼみを膨らませている程度。 そんなかな現地に到着すれば一番乗り、早々に着替えライズの状態を確認。 前日からやや冷え込んだせいか静まりかえった水面。 川の全貌を見渡すと下流域にライズらしき波紋を発見。 とことこ歩くこと5分、橋下にライズを確認。 まずはのんびりとガイドにラインを通しフライをセットしスタンバイ完了。 タバコに火をつけじっくり観察すれば確実に定位してのライズがある。 中央の橋げた付近に立てば何とか狙える距離、まずはウェーディングし橋げた化けの術。 腰の辺りまで水に浸かり凍えながら待つこと5分ほどでまたライズが・・・  今日は5年ぶりくらいに使用するWINSTON IM6#3を使用、楽に届くだあろう距離がなかなか思うように届かない。 今日はロッド選択ミスかと思っているとライズが段々近づいてくる。 「よっしゃ~ 射程距離圏内」 慎重にライズ上流にプレゼンテーション、一度大きくメンディングを入れレーン上にフライを置き・・・ 「出た!!」・・・が乗らない。 3投ほど同じ筋を流すがまったく反応も、おまけにライズもなくなった。 ふと後ろを振り向けばラッキーなことにライズが、まず下流側の奴から まったく反応しないならば上流側の奴に。 ややアップクロス気味の位置だが波だった流れの中 何とか行けるだろうと2回程のフォルスでフライを置きにゆく瞬間 「ギシャギシャ」と異音が。 橋げた化けしていて橋げたに近づき過ぎていた為ロッドティプが橋げたを摺った音。 フライ着水後メンディングを入れると違和感が・・・ ロッドを立てると何か重みを感じる。 「うぇ~~~~~ ティプが折れた~~」
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このままでは釣が出来るわけもないので車に戻りロッド交換。 その頃達人のお二方も到着、そして上流側でもライズが始まった。
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 早々パパさんがあまごをゲット、3人並んでのライズ取り。 達人達は掛ける掛ける、で私は切る切る ついでに腹まで浸かった状態で底石に足を取られ転倒しかけたが難なく転倒は回避、しかし脇から冷たい水がウエーダーの中に浸入。 脇から背中そして尻、最後に右足に冷たさが。 ブーツの中で「プッチャプッチャ」音がするほど水が滲入している。 もうそれからは寒さとの戦いとなったわけね。 
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そうこうする間にもう昼、Rollyさんとなかぢも用事を済ませ到着。 Rollyさんとは1ヶ月ぶりくらいに会うわけで岸に上がり話をしようとするとライズが、そしてまた上がろうとするとライズが・・  下流側からの風でフライが上流側に流される。 ロッドを立てラインを寄せフライを下流側にセットしものの2秒ほど流した時、フライが波紋も無しにスッと消えた。 「うん」と思いながらもロッドを押しラインを引きあわせを入れるとロッドに伝わる小刻みな振動。 「よっしゃ~」 ハヤではないような引き、でもハヤか? ロッドを寝かせラインを手繰りネットインすれば、放流ものではあるが待望のつま黒。 いやもうたまらんほど嬉しくなり、Rollyさんに二コパチまで撮ってもらった。
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その後は気分良くライズに対面、しかしハヤ君で風も強くなり濡れた身体ではここらが限界と先に帰宅した。 明日は半日だけ来るつもり、だから家に帰って布団乾燥機でウエーダーの中を乾かし翌日に備えた。

長良川修業 その四:あわせは押して引くべし
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by gifu-yamazaru | 2008-03-29 21:51 | FlyFishing

お稚児行列

c0090530_18174565.jpg花曇の本日、かわい~かわい~孫の稚児行列のカメラマンをしてまいりました。 稚児行列は3回出ると良いと言う事で、2歳になったばかりの孫はおめかしして参列。 桜も咲き始めたこの時期は、少し歩くと汗ばむほどで気持ちの良い一日でした。 

もちろん前日は長良川に行ってまいりましたよ。  ド・ピーカンでライズはするもののその正体は・・・    4本も出てくれたけど全てハヤさんでした。 達人達は朝一と夕方にしっかり本命を釣り上げていました。 長良川の攻略はしっかりパターン化されている、そんなところもこの先勉強ですわ。

今日は爺馬鹿で孫の写真だけ。


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by gifu-yamazaru | 2008-03-23 18:33 | FlyFishing

長良川修行 その三 (試練)

c0090530_20172668.jpg先週末の金曜日、渇水気味の長良川にはリセットされるはずの雨だったがいかにも降り過ぎで、郡上漁協のHPで1時間おきの水位チェックすれば午後三時の時点で70cmオーバー。 夕方には1mを越える水位となり土曜の釣行はあきらめることにした。

雨は夕方には上がり土曜1日置けば日曜は最高の状態になるだろう・・と前日から我が家に泊まりに来たなかぢと深酒はせずに早めの就寝。 翌朝は5時起きで長良川に向かう。 途中長良川本流を横目に走るが、金曜の雨が思ったより多かったのか濁りは無いものの水はかなり高めである。 とりあえず現地に向かう。

長良川本流にそそぐ支流であるためかすかな期待をもって現地に向かったが、やはり迎えてくれたその川もかなりの増水。 パパさんにメールをして状況を伝えれば「そちらに向かう途中、とりあえず現場を見ます」との返事。 仮眠を取りながらパパさんを待つ。 一瞬意識がなくなるほど寝に入っていたが、パパさん到着の車の音で目を覚ましまずは軽く挨拶を・・

現場を見たパパさんは、うんもすんも言わず着替えて川に降り立った。 我々も早々に準備を済ませ・・・  パパさん曰く「この水量なら問題なし、逆に期待できるかも」 何年も通い続けて得たデーターの中には、この水量でボコボコライズが起こりホクホクの状態であったこともあるとのこと。

朝一はとりあえずライズは無し、こんな時は流下物のチェックをするのが一番。 ベストからお風呂ネットを取り出して10秒くらい水につければ・・
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この虫がいっぱい取れる(水生昆虫にうとい私ですから、これは何か判らない。 なかぢに聞いても・・?)。 水面に目をやれば、くねくねしながらいっぱい流れているではないですか。 ただこの量にも関わらずライズは一切無いと言うことは、この虫は捕食対象ではないのは間違いない。 

とりあえずライズを待つ。 2時間遅れくらいでK氏も到着。 その時間帯にもう一度流下物の確認をすれば、朝よりサイズは落ちて黄緑色のミッジピューパやシャック、そしてフタバも確認できた。 ハッチも増え始め先週まではユスリカが主体であったハッチにも大型が混じり、ガガンボも結構な量混じっていた。 

とにかく四人でじっと待つのみ。 いろいろな話をして、ポカポカ陽気で転寝して昼そして夕方の時間へと・・    超単発ライズに狙いを定め、竿を振る時間もほとんど無くこの日は修了となった。

ささ濁りで平水時より10~20cm高の水量、ライズも0ではないし魚影も確認出来 こんな時は沈める釣方をとれば確実に1本や2本は取れるであろうが、長良川の達人はずっとライズを待つのみ。 ここまでライズゲームに執着するが故に、厳しい状況の中誰も釣れていないのに釣果を出せる理由がここにあるのだな~とつくづく感じた1日であった。

長良川修行 その三:ライズは待つべし・探すべし



達人達曰く:来週頃からはステージも変わり、フタバやガガンボが活躍するでしょうの言葉に・・
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こんなあたりを帰宅後早々に巻き溜めしましたわ。 釣行日帰宅後にタイイングなんて、今までにはないことですよ。
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by gifu-yamazaru | 2008-03-17 21:33 | FlyFishing

長良川修行 その二 (シラメを求めて)

c0090530_19571221.jpg長良川修行2週目は、修行僧の道を選んだなかぢも参戦しての釣行となった。 本来なら金曜の夜なかぢが我が家に泊まりに来て翌日早出出勤する予定であったが、金曜の朝急遽大阪出張となり仕事を終えたのが午前様、やむなく当日の待ち合わせとなり予定より1時間遅れで長良川に到着。 なんとか二人並んで入る場所があり散発ライズを狙って釣り開始となった。 

しばらくするとハッチも増えそれに伴い水面も騒がしくなった来た。 なかぢもわたしも「う~」の連発、一本乗せたのだが2秒後にナチュラルリリース。 するとなかぢに待望の1匹(あまご)、写真撮影とストマック。 フッキングさせたのは#28とのことだが、内容物は#24くらいのものが多くあまりシビアにならなくても良いとのこと。 ただしティペットは0.125号でないとフライには出てもくれない状況。

丁度そのころに達人K氏もご出勤、軽く挨拶を済ませてそれぞれ杭状態で1時頃まで・・
K氏は先に食事を済ませたようなので場所を譲りわれわれも遅い昼食とした。
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その間にK氏は見事シラメをゲット、我々も早々に食事を済ませ午後からの部に突入するがライズの方は単発・散発に変わりなかなかフライに出てはくれない。 そんな中私はK氏に流し方のレクチャー、キャスト時にリーチでフライ先行の形を取っていた私だが毎日のように叩かれスレスレの状態ではストレートにキャストして半端じゃ無いほど大きなメンディングでもっとフライ先行の形を大きく取らなきゃの指導で、散発のライズを狙いながらの修行・・ でもって、釣ったというよりも釣れてしまった状態であまごをゲット。 サイズこそは大きくないのだが長良川のあまごはとにかく綺麗である。
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そして翌日、この日は前々日の寝不足がたたり疲れ気味であったので起きれれば早出出勤の予定。 だが修行の身やはり早出出勤せねばと現地には7時頃に到着。 すでにパパ氏とO氏は杭となっていた。 とりあえずこの時間は3人だけで、ベストポジションに陣取りライズが始まるのを待つ。

虫が飛び始めるのと同時にライズも始まりだした。 前日と同様9時頃からライズも増え始め昼までが勝負であろうとフライをとにかく交換、流下はスペント・シャックが多くそのあたりも含めてのローテーション。 日が高くなるにつれてCDCもはさみでカットしながら前日教わった流し方で、前の日よりはライズはやや少ない状況であったが7~8本は出てくれ(内3本は得意のあわせ切れ)て、釣果には至らなかったが収穫の多い1日となった。

達人K氏は4本、その内の一本が「今日のシラメはちょっと綺麗だよ」とのことで見せてもらいついでに写真撮影もさせてもらった。 長良川のあまご=シラメと言われる方がいますが、背びれの前側から先端にかけての黒い部分(つまぐろ)そして目の周りの斑点、シラメの証がくっきりとそして張りのある流れるような魚体、ヒレもピンピンでみごとなまでのシラメ・・
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う~ん、次は絶対釣ってやる~~ で、修行3日目は終了となった。

長良川修行 その二:天気の良い日は水辺で散髪すべし。
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by gifu-yamazaru | 2008-03-09 22:17 | FlyFishing

長良川修行 その一 (長良川の達人達)

c0090530_21222220.jpg私のフライ暦は10数年なのだが、長良川に本格的に通いだしたのはここ3~4年。  全国的に有名な長良川のライズゲーム、最初は何であんなちっちゃな毛鉤を使って寒い中釣してなにが楽しいのだろ~なんて思っていた。 

ある年友人に誘われ長良川に出掛けたのだが、やっぱ寒し釣れないしでなかなか本腰が入らない。 しかし4年前の解禁日に関観光ホテル前に出掛け、銀化したあまごを1匹偶然にも釣ってしまった。  それ以来解禁日には関観前と言う毎年恒例の行事となったわけ。 だが長良川に通うのも2月いっぱい、3月に入れば何処の河川も一斉に解禁を向かえあそこが良いらしからあそこに、こちらも良いらしいからこちらにと長良川を横目にしながらあちこちに出動し1シーズンを終えるパターンであった。 

2月だけ長良川でしか会わない友人も何人かは居るが、その中で2~3人が桜の咲く鮎が始まる頃まで長良川に通い詰める友人がいた。 とにかく同じ川で長く過ごすと飛び交う虫たちが変わりマッチ・ザ・ハッチの釣が堪能出切るよと聞き、よくよく考えりゃ家から一番近い釣り場で何も高いガソリン代を使って遠出することもないか・・ と言うことで、今年は桜が咲く頃まで長良川で過ごしてみようと決意し、私の長良川修行が始まったわけです。
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小渓流の叩き上がりの釣りならビキナーでも運が良けりゃ釣れるけど、長良川に限らずライズーゲームはビギナーにはちょっと入り辛い門。 ならば長良川の達人達と一緒に釣りをすれば、いろいろ勉強になり・・と思いわたしの家から5分も掛からない所に長良川をこよなく愛する友人(双子のパパさん)が居て、「今年は長良川修行をしたいからいっしょに連れてって~」のお願いをし今日がその修行第一日目となった。 

朝6時に出発、途中雪で国道が白くなる場面もあったが1時間チョイで現地に到着。 そこにはパパさの知り合いであるO氏がもう既に杭となっていた。 かるく挨拶を済ませ、我々も準備を済ませ隣で杭となった。 そうこうする間にパパさんは1匹目をゲット。 流石、長良川の達人。
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 しばらくするとパパさんの知り合いのK氏もやってきて、4人で杭となったのだが流石に達人たちは出すは掛けるわで驚きの連発。   今回の入渓場所は長良川でも超有名ポイントで、毎日のように叩かれスレスレであるにも関わらずとにかく出す。

パパさんを含めこのお三方は釣り場で知り合った仲で、毎週のように長良川に足を運び桜の咲く頃まで長良川に通い詰める方々ばかり。 シーズンを通しこの季節はあの場所で、あの季節はあの場所でと10年来通い詰めて身に付けたデーターがある。 とにかく楽しいから一緒にやりましょうと大変嬉しい言葉を頂き、来週からの長良川修行がとても楽しみになってきた。


長良川修行その一:杭になるなら徹底して杭になるべし!!
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by gifu-yamazaru | 2008-03-01 22:39 | FlyFishing