ギフの山猿「フライ日記」

長良川修業 その六 (本流あまご)

c0090530_1872981.jpgこの土日は町内の祭礼行事があり一日中釣りに熱中することが出来なかった。

まず初日土曜は夕方5時まで帰宅せねばならぬため午前中勝負。 いつもの長良川支流を覗いてみる。 水量はやや大目、大場所でのライズは無し。 朝一は大場所の下流で必ずライズがあるから確認すればやはり・・  

早々に立ち込みライズを待つが、立ち込む場所は限られるこの場所では思うようなところでライズは起きない。 そんな頃T氏よりメールが・・ 「今長良川ですか?」 こちらの詳細を伝える返信メールを送りしばらく待つが狙えるライズは無し。 

T氏に場所移動のメールを送り、長良川本流へと向かう。 10分くらいで到着、するとそこにはタルさんが居るではないですか。 久しぶりの再会でライズを待ちながら土手に座り込んでの話、あんな話やこんな話で盛り上がる。 1時間くらい話し込んだ頃にT氏も到着、と同時くらいにライズが・・ しばらく様子を見ているとライズが始まった様子で、早々に準備をし3人で立ち込み開始。

私は昼過ぎに帰らなくてはならないために一番良い場所をお二人提供してもらう。
流下を確認すればシャックと#30以下のブヨらしきものばかり。 本流でヨレのある流れ、さすがに#30は結ぶきにもならず#20前後のフタバパターンを結びキャスト。 まったく反応は無い。 ダン・イマージャー・スペントと手を替え品を替えても無反応。

しばらくすると下流側で釣をしてるタルさんがあわせを入れる。 「出ました」 「多分出たと思うのだけど」  その会話後直ぐにタルさんはヒット。 ロッドがかなり曲がりこれは大物の予感。 身体の近くまで寄せさ~ランディングと思った時、水面に顔を出し暴れる魚はそのまま元の場所に戻って行った。  「今日はランディングネットを忘れて来てね~」 見てたわたしも悔しい気分に。

その後私はタルさんの下流側に移動し、ようやくフライに反応が。 3回ほど出たが乗せれず、4回目にやっと・・・  しかし一瞬のブルブルを感じただけでこの日は帰宅となった。 帰り際にタルさんT氏にこの場所での(本流での)システムのアドバイスを受け、翌日の楽しみとし町内の会合も早々に引き上げ、システム変更そして翌日のためのフライを巻いて床に着いた。

翌日は他の場所にも寄らず前日の場所へと・・
この時期の本流域は昼少し前くらいからライズが始まる、朝の8時ではもちろん水面上は異常なし。 ラインドレッシングをしぼちぼちと準備をしていると今日初のライズを発見。 それを見たからには慌てて準備を済ませそのポジションに、その間ものの10分ほどあったが後にも先にもそのライズのみ。 

とりあえずライズのあった場所にキャスト、3投目に水面が割れ水しぶきが。 少し驚き気味であわせは遅れたがしっかりとした魚の感触がロッドに伝わる。 前回のエントリーでもあげたシマネッツの入魂式もあるためとにかく時間を掛け慎重に手繰り、水面に口を出させた瞬間にネットですくいあげた。   

長良川修業始まって以来のグッドサイズ、思わずガッツポーズを決める自分がそこに居た。
腰まで立ちこんだ場所では写真撮影も出来ないため、浅場に移動し何枚も何枚も写真を撮りシマネッツの入魂式は完了した。
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まずはタバコに火を付け一服、余裕が出たせいもありライズのない川から一旦上がり土手に腰掛ライズ探しに徹する。 10時半過ぎライズはまだ起きないがもう間もなく起こるであろう時間帯に備え、腹も減ったことだし超早めの昼食を取ることにした。 

おにぎりを一個食べ終えた頃にライズが・・   「慌てない慌てない」 もう一個のおにぎりを食べ終えた頃あちこちでライズが。  お茶を飲み一番ライズが多い場所にいざ出陣。 しばらく投げ続けるが反応無し、1匹目をかけたフライを交換し前日同様ステージを変えてのローテーション。 その頃ここより下流の場所で釣りをしてたK氏も到着。 ライズはますます盛んになりK氏が立ちこんだと同時くらいにヒット。 1匹目よりかなり引きが強い、少しづつ後ずさりをしながら手繰り寄せるがなかなか寄せられない。 そのうちに恐ろしいまでに魚がもぐろうと、手繰る手を止めロッドで耐えたその瞬間ロッドが一直線に復元した。 力が抜け崩れそうになったが、腰まで水に浸かった状態ではそれも出来ずラインは流れっぱなしでしばらく呆然としていた。 

ばらした後はその辺りのほかのライズも沈黙してしまう。 場所を変え他の場所を狙っているとまたライズがぶり返してきた。 もう一度同じ立ち位置で先ほどヒットした場所より2mほど下流のライズに狙いを定める。 下流側からの風でフライは上流側に落ちる、一度大きくメンディングを入れフライ先行の形をとりライズのポイントより1m上流側で準備が整った。 早い流れをまたいでいるためラインを送り流れの上にスラッグを入れ・・・  

フライがライズポジションに差し掛かった瞬間、小さな水しぶきとともにフライが消えた。 すかさずあわせを入れる。 先ほどの引きまでは無かったがこれもかなりの引き、同じように後ずさりしながらラインを手繰る。 今度は何とか寄ってくる、がとにかく慎重に。 水面に顔を出した瞬間一度すくい損ねたが何とか無事にネットイン。
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1匹目は嬉しさのあまりストマックを忘れたが、こいつのパンパンの腹にはなにが・・
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なんとフタバ一色の捕食状況。 
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腹の中身空にしてやったのにこのプヨプヨの腹は如何なもんでしょう。 

今年から長良川修業の道を選んだ、厳しい日が続くけどこの本流あまごの引きを味わってしまっては、この道から抜け出すことが出来なくなりましたわ。

長良川修業:システムは常に考えるべし。
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by gifu-yamazaru | 2008-04-13 19:42 | FlyFishing